電気けいれん療法と重症化したうつ病

心が折れそうなったり、傷ついてしまったり。いくら気にしないようにしようとしてはいても誰にだって限界があります。心もダメージが蓄積しすぎると病気になってしまいますよね。心の病気の中でも、うつ病は風邪のようにかかる人がいるくらい現代社会の中ではありふれている病気です。でも、風邪がひきはじめのうちに安静にして治さないと重症化しやすいように、うつ病もほっておくと重症化してしまいます。電気けいれん療法は重症化したうつ病の治療効果が高い方法なんですよ。

電気けいれん療法って何をするの?

電気けいれん療法は、患者さんの頭に一瞬だけ電流を流します。電流を流すと聞くと、映画などのホラーシーンなどの影響で何やら怖いイメージがありますが、医療の現場で使用される電流は人体には影響がない安全なレベルの弱いものですから偏見は捨てた方がいいでしょう。心の病気にも大きな効き目があり、特にうつ病の治療に役立っています。うつ病の薬があまり効かない体質の人や、薬を飲むことを拒否している人の治療に使われることが多いのですが、短期間で治ってしまいますからすごいですよね。

電気けいれん療法の副作用

お薬に副作用があるものが多いのと同じように電気けいれん療法にも副作用がないわけではありません。主な副作用は一時的な記憶喪失です。記憶がなくなると聞くとびっくりしてしまいますが、大丈夫です。あくまでも電気けいれん療法を受けた後の一時的な症状ですから、人によって個人差がありますが少ししたら必ず記憶が復元されます。治療後に麻酔から目を覚ました患者さんと面会した時に自分のことに気づかなくても慌てないようにしましょう。

うつ病やその予備軍の人は非常に多いですが病院に通うのをためらう人も多いです。うつ病チェックは自分でも簡易的に可能なのでその結果次第ではなるべく早く受診することが大切です。